AQUOS R 固まる(フリーズ)、暗くなる(ブラックアウト)、強制再起動(フォース・リセット)の対策対応方法
先日、奥さんのスマホをAQUOS R(アクオス アール:au SHV39)に買い替えました。(アプリの移行などが面倒なため)長らく買い替えたくないと言っていたのですが、twitterなどがとうとうAndroid4.2をサポートしなくなってきた様子で、タイムライン内の動画が再生できないなどの不具合が発生。ようやく機種変更をすることに。
ありがとうXperia UL。4年以上も良く働いてくれたね。
SONY Xperia UL SOL22 2013/5発売
(4年前の機種にも関わらず、同様の使用方法でフリーズ等の不具合は発生せず)
一ヶ月ほど悩んだ上で、性能とデザイン性(と「いっちゃんいいやつ」との奥さんの一声)からシャープのAQUOS Rを選択。(購入日の一週間後に冬モデルが発表されるという悲しみは忘れたい)
しかしこのシャープ最新旗艦機種、初日からフリーズが多数発生。それも30分に10回という、多発と言うより大頻発という不具合機レベル。これでは使い物になりません。
奥さんも怒りと悲しみが心頭で、「なんとかしてよ」とこちらに余波が来る始末。俺はシャープやauのヘルプデスクではありませんががが(笑)
特にLINEやtwitterやSkypeなどの通信系のサードパーティアプリ実行時に発生するため文句は言えないような気もしますが、これらはすでに日本のインフラなような気も…まあ別にいいんですけど
(2017/7/7、3キャリア同時発売。 ドコモでの型番はSH-03J、ソフトバンクでは604SH)
オクタコア(8コア)CPU・メモリ4GBという、Windows3.1・Macintosh Classicを経験した身としては化け物クラスのスペック。少し前のサーバー機か。
購入したカラーはジルコニア・ホワイト。画像よりも実機のほうが、もっと真っ白で良い感じです。シルエットがもっさり見えるのは背面のエッジの太さのせいかと。この辺りは未だにiPhoneに勝てていませんね。ちなみにスマホカバーを付けるとエッジがしっかりして、よりiPhoneぽく。
(iPhone8の背面。美しい。これでOSがiOSじゃないのであれば…)
2chや価格コムで情報を探しても「1つ1つアプリを潰せ」なんていう当たり前の回答が幅を効かせており、面倒くさい事この上なし。だいたい複数のアプリで発生しているのだから、アプリ側じゃなくてAQUOS R側の不具合やろ?と自己判断。
当たりを付けてスマホ側の設定を少々変更しましたところ、ほぼ発生しなくなりました。その方法を展開したいと思います。
1,ソフトウェア更新(=OSのアップデート)を行なう。
※当たり前といえば当たり前の対応方法ですが、効果があったので念のため記載。だいたいこれで、半分程度(30分に5回)に減りました。やりかたは各キャリアのページを見なさい。分からないから。(たぶん検索すれば、もっと分かりやすい方法を案内しているサイトが見つかることでしょう)
ドコモ
AQUOS R SH-03Jの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
au
AQUOS R SHV39 アップデート情報 | 製品アップデート情報 | au
ソフトバンク
AQUOS Rをご利用中のお客さまへ | 個人のお客さまへのお知らせ | お知らせ | モバイル | ソフトバンク
2,「持つと画面点灯」 と 「ブライト・キープ(Bright Keep)」 をOFFにする!
・ スマホを持ち上げると画面点灯する「持つと画面点灯」機能と、
・ 手で持っている間は画面を点灯したままにする「ブライトキープ」機能ですが、
スマホカバーを付けているとこれらが異常動作するような気がします。「ブライトキープ」に関しては暗くなったらタップすれば良いのですから、OFFにしましょう。
・ 設定変更場所は、ホーム画面 > 「設定」アイコン> 「AQUOS便利機能」 > 「自動画面点灯」 > 『持つと画面点灯』 と 『Bright Keep』 をOFFに。
「設定」アイコン
↓
「AQUOS便利機能」
↓
「自動画面点灯」
↓
「持つと画面点灯」 と 「Bright Keep(ブライト・キープ」 を、両方ともOFFに。
(ニコ生とツイキャスとtwitterとDQ10おでかけ超便利ツールの通知が…あときっとLINE通知が隠れているはず。裏ではキャンディ3種が立ち上がっていることだろう。そしてタスクキルは一切なされていない。すげえな君のスマホ)
※この2つの機能をOFFにすることで、フリーズが半日に1回程度に減りました。
ただし「持つと画面点灯」機能、すごく便利というか楽なんですよね。スマホカバーによっては電源ボタンが異常に固くなりますし(ウチのがそう)。
よって別の機能をONにします。
2-1,代わりに、指紋センサーボタンを「ホームキーとして使う」機能をONにする。
・ 設定変更場所は上の2,とほぼ同じで、ホーム画面 > 「設定」アイコン> 「AQUOS便利機能」 > 「指紋センサー」 > 『ホームキーとして使う』をONに。
これにて(スマホカバーのせいで)固くて非常に押しづらい電源ボタンを使わずに、指紋センサーを触るだけで画面点灯しますので、指がとても楽ちんです。
ちなみに少し前の機種ですと、これらは「マジックグリップ」機能と呼ばれていたらしいです。
以上、うちの対策方法でした。
これにて現在、だいたい半日に1回程度のフリーズで収まっております。(新機種でその頻度はやはり多いと思いますけどね)
ほかに怪しいと思われるのが、「なめらか倍速表示」機能 (これもAQUOS便利機能の1つ。というか120hz描画表示ができるというAQUOS Rのハード的な売り)。こちらは現在検証中。
とにかくシャープオリジナルである「AQUOS便利機能」の多くがフリーズ不具合に関連しているのではないかという印象で、シャープどうしたの?という感想を持ちました。
2017/10/18のニュースで、AQUOS Rの販売が絶好調(前年機種比 146%)なことが報道されていましたが、それは対抗馬である現Xperiaがデザインがあまり良くなくて売れていないだけかと…
比較検討した同時期・同クラスのXperia XZs Xperiaのデザインはこれの一つ前のZ5までが素晴らしかったかな…
それでもまだキャンディークラッシュ関係ではフリーズが発生するらしい。。。
しかしよく聞き取りするとキャンディのプレイ中ではなく、「twitterなどからの着信があって返信等を行った後、ホーム画面右下のタスクマネージャー(□マーク)ボタンからキャンディーに戻ろうとしたところ、タスクマネージャー画面がフリーズ」といったもの。
それ(も)、キャンディじゃなくてスマホかOS側の問題だから…
ヘビーな使い方のせいな気もしますが、一番下にも書きましたがAndroid7.0~ではタスクキラーソフトが使えず、ユーザーでメモリ管理ができませぬ。
(濡れ衣を着せられたキャンディークラッシュぅ…)
症状から察するにメモリ不足のような気がするのですが、現行機種群ではトップクラスのRAM4GB積みにも関わらずメモリ不足が発生するのであれば、かなりひどく悲しい事です。
ただ、Android7.0からサードパーティアプリがタスク一覧にアクセスできなくなっている様子で、タスクキルアプリで「今は不要なアプリを終了させる」という手段が取れないでおります。既存の有名タスクキルアプリ群も、軒並み低評価を喰らっている模様です。迷惑ですねぇ。
新規アプリ参入のチャンスかと思うのですが、アプリベンダーの方々、いかがでしょう?